Día.18「月曜断食を継続すること4週間」
月曜断食をしながら気づいてはいたけれど、4週目の終わりにして改めて実感したことがある。
一日の食事を振り返りながら失敗談より。
食事その1・スープカレー屋さんにて
日曜のお昼に「野菜たっぷりスープカレー」トッピングで鶏もも肉のソテーを食べた。野菜をたくさん一緒に摂っているとはいえ拳ひとつ分くらいはありそうな鶏もも肉。
月曜断食のルールの中に
月曜断食ルール
一回の食事でとっても良い食事量は「こぶし1〜2個分」
とある。
まぁギリギリセーフというラインだろう。
美味しいカレーを堪能して自分の気持は満たされて幸せな気分。それとは裏腹に体の内側では自分の胃くんがものすごい一生懸命働きだしている。
「野菜も一緒に放り込んでくれたけど、鶏肉に米までやってきたぞ、野菜から順番にいくしかない、そのあとは肉か米を消化していこう」
その後からが良くなかった。
食事その2・喫茶店にて
美味しいカレーのあとには、美味しいコーヒーが飲みたくなるものだ。そして美味しいデザート...は本当はいらなかったのだ。
にドーナツ。
コーヒーは消化を助けてくれるらしいがそんなの関係ねぇと言わんばかりに胃くんの作業は忙しさをましてくいく。
「さらにケーキとドーナツ追加、それにコーヒーか水分も投入されて、せっかく消化に必要な酸をだしているところなのに薄まってまうやないか!」
と怒らせるしまつ。
ケーキとコーヒーを味わった本人はお腹も膨れて幸せな気分に思っているが血糖値が上がって少しハイな気分なのか、眠気もやってくる。
現実から離れられる素敵なカフェの空間と食後の血糖値急上昇により脳が麻痺しているを幸せな気分と錯覚している人間。
食事その3・帰り道の唐揚げ屋さんにて
さぁ眠くなってきたし家に戻ろう。それでも、まだまだ止まらない膨らんでしまった食欲はタチが悪い。
「そういえば帰り道の途中に唐揚げ屋さんがあったな、夕飯には久しぶりに唐揚げが食べたいな。」
と唐揚げを帰って帰ることに
喫茶店によってから、1〜2時間しかたってない。正直お腹も空いてないけど、このあと動く予定もあるんだよな食べておかなきゃ。なんてよくわからない理由をつけて、ハードな消化作業が進む胃くんのもとへ唐揚げを送り込む。
「おいおい待てよ、まだ胃の中にこんなに食べ物が残ってるんだぜ、アンビリーバボーだぜ、クレイジーだな おい、今日は休ませてはくれないんだな おまえは...」死を覚悟する胃。
主も自分の胃が膨らんでいるのが外から分かるほどである。もう麻痺している。そしてその麻痺してしまっている脳はさらなる食欲を増幅させる。
食事その4・ライブ会場にて
そして、疲弊しきっている胃くんのもとへまさかの爆弾を投下する。ライブを聞いて気分もよくなって(もうそれは音楽が気持ち良いのか、食べ過ぎによる幸福感なのかわからない)いるあるじは、何を勘違いしたのかさっき唐揚げを食べたばかりで張り張っているはずの胃に今日一日を締めくくる食べ物を送り込む。
黄金色に輝く玉子焼きに牛タンつくね(牛タンをふんだんに使用しいるかはわからないがその響きにやられた)を食べ漁る。
音と食に酔いしれているさなか胃くんは最後の力を振り絞って黙々と働く。
「おまえ...肉に肉だぞ、さっきも食べて、消化できてるわけねぇだろが。そこにまた違う食べも放り込みやがって、もうお手上げだよ。もうしらねぇ。。。」力尽きる。
そして寝る直前に異変はやってくる...
そんな食べ過ぎで無理させすぎて、よくわからなくなった体に良いことなんて訪れるわけもなく、夜が深まるほどに胃が重くなったことに今更に気づく、そして吐き気にも襲われる。そりゃそうだ、自分の胃がどれほどの容量だと思っているのかと言わんばかりの量を食べている。こぶし1〜2コの量にしておきましょう。胃の本来の容量というのはその程度のものらしく、たしかに入れれば広がっていく。だがしかし、広がりきったところにモノを詰め込んだら溢れ出していく、それが吐き気となって現れるのは当然だ。
吐くまではいかなかったが、気持ち悪くて眠るどころじゃなかったがいつの間にか寝落ちしていた。少し経って目を覚ますともっと気持ち悪さはかわらぬまま。その後、なんとか眠りにつき、朝まで眠ることができた。
こうして、行き過ぎた食欲をコントロールせずにいると、一日中酷使された胃くんからの痛いメッセージを受け取ることになる。
以前なら食べすぎてもそれほど酷いことにならなかった(気づけなかっただけなのかもしれないが...)のだけれど、月曜断食という食生活をしてきて体が正常な状態に近づいていたからなのか手痛いメッセージを自分でも感じられるようになっていた。
食欲をコントロールせずに好きなだけ食べまくるというのはやっぱり体にとって良くない。もちろん体を所有している自分自身の心にもダメージを与えるはめになる。
というのが月曜断食4週目の終わりにしてしまった失敗談から実感したことだった。